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『その着せ替え人形は恋をする』12話 画像たっぷりな感想記事となります。
この回の感想コメントお待ちしてます!
『その着せ替え人形は恋をする』は、福田晋一による日本の青年漫画。略称は「着せ恋」(きせこい)。雛人形制作が趣味の男子高校生と美少女ギャルがコスプレを介して親密になっていくさまを描く。『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2018年3号から連載中。2021年4月時点で累計発行部数は250万部を突破している。
前回記事はこちら。
最終回は夏祭り回。
原作ファンの放送開始時の考察は『夏祭り回』か『海行くべ回』でしたね。
まだ夏休み。
面相描きの練習に励む。
部屋から花火が見えるのか。
しかし大して興味を持たず練習再開。
(えっ…?)
最終回特有のシリアス展開の香り。
最終回サブタイトルが作品タイトルの作品は名作。
「五条君ありがとう。教えに来てくれて」
「いえ、俺もリボンの位置を確認したかったので良かったです」
またまりんちゃんが彼ピッピ連れ込んでまーすw
パパと夏祭りに行くのが恒例だったがまりんちゃんが宿題やってないせいで中止に。
ちなみに原作でパパが登場する場面だったが全カット。
おまけに毎日宿題の写真を証拠として送らなければならない。
うーん、まりんちゃんが悪いと思うな。
「はぁ…ガン萎え…今年まだお祭り行けてないし~」
「そういえば岩槻も昨日花火大会やってましたね」
「は!?なんで誘ってくんないの?」
「誘ってよ~」
「宿題で行けませんでしたよね?」
遊びたいなら先に宿題を済ませておくんだ。
バイトを沢山入れてたので宿題の事なんか忘れていた。
「そう言えば喜多川さんって何のバイトをされてるんですか?」
誰この美人さん。
「喜多川さんが載ってる!喜多川さん芸能人なんですか!?」
「ただの読モだって。読者モデル」
五条くん可愛いw
これ五条くんのオカズになるのかな。
「最近多目に出てるっていうのはどうしてですか?」
「一眼レフカメラ、欲しいから」
「稼がないと」
まりんはキメ顔でそう言った。
(喜多川さんあの高いカメラを本当に買うんだ…)
「はぁ~、ちょっと休憩。五条君映画でも見ない?」
「俺普段ホラーって見ないんですけどどれくらい怖いんでしょうか…」
休憩としてホラー映画を見る事に。
「映画だし言うてもそんなにでしょ~。大丈夫大丈夫」
めっちゃビビってるw
ガクブル。
チェーンソーを振り回す貞子。
ちなみに作画が凄く良かったw
CloverWorksは変な所にも力を入れてくれるから好き。
「最後圧巻でしたね~。面白かったです」
「ん~、まぁまぁ?大して怖くなかったなー…」
「もう一度見たい箇所があるんですが、巻き戻して見てもいいですか?」
「衣装の作り込みと特殊メイクが参考になりそうで」
「この布を古く見せるの、どうやったんでしょう?この目はコンタクトですかね?」
「し、CGじゃない?」
「これも…これも。どれもこれも勉強になりますね!」
五条くんのプロ目線、勉強熱心な面が出ちゃってまりんちゃん悲鳴w
英語終わり。
そして数学の問題集が無い事に気付く。
「もしかしてあたし…学校に置いてきたっぽい!?」
二人で夏休み中の学校へ。
制服で来なさいと怒られたみたいだ。
今日は素麵とかき揚げにするのでまりんちゃんもと誘う。
(またあのチャーハンばかり食べてそうだから…)
プール!
この学校は水泳の授業が無いので水泳部しか使わない。
「足つけちゃお~」
「それは流石に!」
「一瞬一瞬♪」
ざぱーんw
ブクブク・・・。
しーん・・・。
「あー、ガチめに死ぬかと思った」
「本当ですよ!喜多川さん泳げないんですか!?」
「うん…マジで浮かないんだよね~」
てっきり大きい浮袋が付いてる方は浮くもんだと。
「今月頭くらいにお友達と海に行ったって言ってましたよね?楽しめたんですか?」
「海の家で食べたり喋ったり写真撮ったり?全然余裕で楽しいよ?」
「砂浜に座って波の音聞きながら海に光が反射してキラキラしてんの眺めてるのがめっちゃ好きなんだよね~」
「だから泳げなくても行きたくなっちゃって」
「泳げないくせに海好きとか言ってんの、ヤバいかな?」
CloverWorksが本気を出している。照り返しの表現が凄い。
笑っちゃう五条くん。
「ヤバくないです」
「俺もそうです。俺も面相描き全然上手くできないのに雛人形好きです」
みんなそんなもんなんだよ。
「五条君」
「あたし、まだ終わってないお祭り探すから、あったら一緒に行かない?」
「え?でも宿題は?結構範囲ありますよ?」
「うわ…そうだった…」
「え~、めっちゃ急いでやるから。あと分かんないとこ教えて!」
「あは…はい。良いですよ」
うん、偉いw
「じゃあ行ってくるね」
無事にまりんちゃんの宿題が終わり夏祭りへ。
「楽しんで来いよ~」
これさ、爺ちゃんの孫に友達ができて嬉しいって気持ちが存分に出てて泣けてくるよね。泣いた。
(凄い人だなぁ。こんなに混むんだ)
合流できるか不安になる。
「待たせちゃってごめ~ん」
「人混みやばくて進まなくてさ~」
おでこ・・・色っぽい。可愛い。好き。
「甚平着てんじゃん。やっぱ超似合ってるね。いい感じ!」
「きっ、喜多川さんも…浴衣…」
「気合い入れてセットと着付けしてもらったんだよね~」
「どうしたの?」
「はっ!へっ?」
見過ぎなんだよ、五条くんw
「もしかして~」
「うなじにベタにドキっとしちゃった系?」
「え、マジ?」
否定しつつも見ちゃう五条くんが可愛すぎるw
気合い入れて来て良かった。
五条くんの弱点が分かったので露骨にアピールする作戦に。
そんな事しなくても告ればお付き合いできるのにw
服掴むの可愛いよね。
りんご飴で喜ぶまりんちゃん可愛いね。
お好み焼きにすぐ反応しちゃうまりんちゃんも可愛いよね・・・。
「焼き鳥もあるよ~」
キャプチャーし切れなかったが、もっと沢山ありますw
五条くんもこんな顔になる。
2人分なので普通である。
もうすぐ花火の打ち上げ開始のアナウンス。
「俺会場まで来て花火見るの初めてです」
「岩槻の花火大会は見に行ってないの?」
「せっかく近くでやってるのにもったいなくない?」
見に行かないと勿体無い。
その感覚が理解できなかったんだ。
五条くんが受けた感動が流れ込んでくるように、こちらまで涙が溢れてくる。
挿入歌はスピラ・スピカの『君に伝えたいことがあるんだ』
是非バックグラウンドで再生しながらご覧ください。
(火薬と煙の匂い)
(人の歓声)
(近くで見ると音がこんなにも身体に響いて)
(去年も一昨年もその前も)
(俺は毎年部屋に一人でいて)
(花火なんて部屋で遠くから響く音を聞くだけで)
(なのに今年は)
五条くん・・・抱け。
「んべっ」
「うわぁあああ!!舌凄い色!!」
ブルーハワイのシロップ・・・まりんちゃん台無しだよw
涙が止まったw
鼻緒擦れで歩けなくなる。
「近くにコンビニがあるので絆創膏買ってきます」
「いいよ。また戻ってくるの二度手間だし」
「あたしも連れてってくれればいいから」
「連れてく?」
おんぶ!
ベタだけど素晴らしいよ。
花火の感想を述べ合いながら歩む道。
「俺、来て良かったです」
「ごめんね、五条君」
結果的に自分の不注意で良い思い出に泥を塗ってしまったと悔やみ、謝るまりんちゃん。
「来年は絶対気を付けてくるから」
(来年も…)
海夢「来年は岩槻の花火大会も行こうね」
新菜「はい、行きましょう」
海夢「てかさー、関東の花火大会制覇とかしちゃう?」
新菜「ぇえ?できますかね?」
海夢「やろうと思えばできるんじゃん?分かんないけど」
もう、五条くんが潤んでるシーンで涙が止まらなくなるんだ。
同時にやってくるEDで終わってしまう喪失感・・・。
しかし、Cパートがある。
「今日はこのくらいにしとこう」
まりんちゃんから電話だ。
「五条君?今何してた?」
「寝ようとしてました。こんな夜遅くに何かあったんですか?」
「声が聞きたくなったっていうか…」
「怖くて寝れないんだけど~!」
あのホラー映画の続編を見てしまったのが原因だ。
水滴で悲鳴を上げる程。
「え~?誰かなんていませんよ。あれは作り話ですから」
「そんなの分かんないじゃん!もしかして元になった実話があるかもしんないじゃん!あったらどうすんの!?留守電入ってたらマジどうすんの!?普通に無理なんだけど!」
留守電は映画の内容に関するものです。
「五条君?ちょっとの間で良いから通話してて?スピーカーにして、寝落ちしてもぜんぜん良いから」
他愛のない話題で共に夜を過ごす二人。
「つーか明日から学校か~。夏休み短すぎるんだけど」
「もっとしたい事あるんだけどな~。生ホスもまた見たいし~、バイトももっとしたかったし~、コスも。もう一回くらいコスイベ行きたかった。まじ時間足りない」
「はい…俺…俺…」
「今年は…楽しかったです」
「うん」
「二人で色んな事して…楽しかったね」
思い出が全部エ○いwww
「五条君」
「好きだよ」
「ガン寝だし。言った意味ね~」
でも起きてたら言えないし。絶妙なところ。
「あたしも寝よ~」
「じゃあね、五条君」
「おやすみ」
「またね」
泣けるポイントが複数あり情緒が破壊されつつも最後はやはり五条くんとまりんちゃんが尊い気持ちになる素晴らしい最終回。
ホラー映画回のくだりを上手く使ってて構成が素晴らしい。
序盤でアニメ化成功だと確信していたが、最終回でその評価は各段に上がった。
毎回トレンド入りする程の話題性があったが二期の発表が無くて寂しい。
原作ストック的にもあと1冊くらいは必要か。
取り敢えず着せ恋ロス発生するのは確定かな。
先日9巻が発売されたばかりでまだ良かったよ。
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